お利口さんなオムツ替え
心咲が生まれ2ヶ月を過ぎた頃からオムツ替えがとても楽になる。
一連の作業では、おまたのボタンを外し、足を持ち上げ新しいオムツをおしりの下に敷く。
一度足を置き、オムツの前にあるテープを外しはぐる。
再び足を持ち上げおしりふきで綺麗にして古いオムツを引き抜く。
初めに敷いた新しいオムツをし、ギャザーを確認。
ボタンを止める。
が大体の流れだろう。
各々やり方は細々した違いはある事も分かっている。
心咲の場合だが、まずオムツを見せ変える事を伝える。
おまたのボタンを外すと、心咲が私を見つめながら両足を上げる。
お利口だね。
上げた両足を持ち新しいオムツを下に敷く。
一旦足を下ろす。
オムツのテープを外し、はぐる事を伝える。
はぐるよ。
オムツをはぐったと同時に、また私を見つめながら足を上げる。
上げた足を持ち、おまたを拭きオムツ替え完了まで褒めちぎる。
お利口だね。賢いね。立派だね。流石パパの子天才だ。
最後におまたのボタンを止めるのだが、興奮して足をバタつかせなかなか止められないのが難点だ。
誉めると機嫌が良くなるお調子者なところはママにそっくりだ。
ママがオムツ替えをする時は足を上げてくれないと、私が替える時に度々不満を漏らしていた。
私がいるときのオムツ替えは基本的に私がするのでママがしたところをあまり見ていない。
時々やる事もあったが私が違う作業をしていたりと見る事はなかった。
ちょうどトイレから出た時にオムツ替えを初めていたので見てみた。
おまたのボタンを外したらすぐに両足を持ち作業が終わるまで足を持っているではないか。
私の時には足を上げてくれない。
大変よ~。
それはそうだろう。
まず足を上げるタイミングがない…
心咲が疲れて足をバタバタさせる。
楽なはずがない。
仕方を教え試す。
ママにも順応した心咲はやはりお利口さんだ。
感動したのか泣き出した。
よほど深刻だったのだろう。
良かったねママ。
お利口ランナー